おちゃのこさいさい育児blog

新米オカンによる長女と次女と時々オトンとの毎日。

胃腸かぜの話〜抗生物質を巡る備忘録〜

こんにちは、こんばんは。

ご無沙汰しております。気がついたら、夏。を通り過ぎて、もうすぐ2歳という時期になってしまいました。2歳とか大人やん…って、産んだばかりのころはそう思ってた、その2歳です。

 

パズルが大好き、絵本大好き、お歌大好き、お絵描き大好き、そんな子になりました。

 

 

今回はタイトルにあります「胃腸かぜ」

やはり4月の環境が変わる時期になると、どうも体調を崩しやすくなるそうで(1年前は突発性発疹になりました)

 

3日ほど前から咳や軟便がではじめ、日曜日には朝起きたらなんか下痢してる!そして身体熱くて熱測ったら38度近くの発熱。すぐに小児科へ行きました。この日は日曜日だったため、かかりつけ医はお休みだったので、別の小児科へ行きました。

 

予約制だったそうで、予約せずに向かってしまったので再来院。発熱があったので個室で待機していました。診察に呼ばれ、問診票を渡すと聴診器あてて喉を見る簡単な診察を受け、「お薬出しておきますね」の一言で終了。その後、看護師さんより「抗生物質出てます」と言われました。

 

私はその時、「熱が高いから抗生物質が出たのかな?」と思っていたのと同時に「解熱剤は別で出たし、咳止めもシロップとシール貰ったけど、下痢を抑えるのってどれだろう?」とも思いましたが、ひとまず受診できた安堵でもらった薬をその日の昼から飲ませました。

昼寝から覚めてからが熱が39度を超えていたため、解熱剤を使用。それ以外は抗生物質とシロップの薬を食後に飲ませていました。

 

月曜日の朝、やはり下痢が治まっていないため、私はこの日有休を取り、看護に務めました。

朝起きた時から下痢が既にあり、夜はオムツを替えられなかったため、おしりがかぶれていました。ひとまず以前もらった塗り薬をしてガードする形で様子を見ましたが、下痢が30分に一度はあり、おしりふきでは痛いくらいだったので、シャワーをすることに。初めはシャワーの方が痛がらずにいたのですが、30分に1回ペースなので、1時間に2回、半日で10回以上はおしりを洗っていました。繰り返すうちにかぶれが酷くなり、排便した→おしりを洗う(痛い)→薬を塗る(痛い)というループが出来てしまったようで、泣き出してしまうようになってしまいました。可哀想で、申し訳ない気持ちながらも、やはり放っておく訳にはいかず、心を鬼にしておしりを洗い、薬を塗りました。

 

私が小さいころ、体調を崩した時に母親に痛いことをされたことにトラウマのようなものがあった記憶がありますが、自分が母になり どんな気持ちで【痛いこと】をしてきたのか、やっと分かりました。出来ることなら代わりたい、早く良くなって欲しい…ただそれだけでした。

 

そして、私はこの日の朝 ある疑問を抱きました。前日に処方された抗生物質の説明欄に書いてあった一文が目に留まりました。「下痢をすることがあります」…え、昨日の問診票に「下痢」って書いたのに、何故下痢が副作用の薬を出す?そもそもこの抗生物質って本当に合ってる?わざわざ下痢が症状にあるのに この抗生物質は本当に飲まなければいけない薬なのか?

 

私は「抗生物質」や、その薬の名前を検索しました。どうにも腑に落ちない、何の説明もなく抗生物質が処方されることがあるのだろうか?この薬を飲んでいるから、下痢が治まらないんじゃないか?いろんな気持ちから、普段かかっているかかりつけ医の予約をとり、昼食後の抗生物質を飲ませることを見送りました(※抗生物質を最後まで飲みきるように処方された場合は、お医者さんの指示に従ってください!)

 

この日の昼寝は1時間程度でした。ものすごい勢いで泣いて起きました。「ママ!ママ!」と叫びながら身体をバタバタさせ、暴れるように発狂して泣いている姿を見て、本当にいたたまれない気持ちでした。

リビングに降りてからはすごく大人しく、いつもの元気がないことが気になりました。泣き疲れていたのか、しばらく大好きなアンパンマンを見ていると、立ち上がってパズルをしたり、テレビを見たりして過ごしました。もちろん、その間も排便があればお風呂に行き、シャワーで洗い流して薬を塗りました。1度だけ、薬を塗ってる最中に排便があり飛んできたこともありました。私もこの頃には少し疲れていたように思います。

 

かかりつけ医の予約時間になり、小児科へ到着しました。一連の流れについてこと細かく伝え、熱がまだあったので車の中でパズルをしながら待ちました。

診察時間が近づき中待合へ呼ばれると、何かを察したのか「あっち!」と待合室を指さして行きたそうにしていました。予防接種などのトラウマがあるようで、待つよ と言っても泣いてしまいました。仕方が無いので待合室へ戻って待ち、診察の番が来ると強制連行しました(笑)

 

その間はもう大号泣の大暴れで(いつもの事ですが)とにかく私は「抗生物質の処方は正しいのか」それが1番聞きたかったです。

私の話をゆっくり聞いて下さり、整腸剤を処方してくれました。抗生物質については、今回について必要ではないと思います、とのことでした。私はとても安堵しました。これで薬の力とちゃこ氏の力で治っていくと思いました。

 

今回の経験から、いくらお医者さんでも全てを鵜呑みにしてはいけない、ということを学びました。あのままなんの疑問も抱かず、抗生物質を飲ませ続けていたらどうなっていたかと思うと、ゾッとします。

 

なぜ抗生物質が必要なのか、副作用に下痢があるなら、その下痢を解消するための処方は何か、しっかりとした説明があれば、私も納得してきたかも知れません。しっかりと知識を持ち、疑問を抱いた時は納得出来るまで調べることの大切さを実感する出来事でした。

 

この経験を忘れないように、備忘録として記録します。

2歳のお誕生日には治せるよう、一緒に頑張ろうね。